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14歳の感受性さえあれば

読者を想定して書くのか。想定して書く。14歳の読者を。読みやすいとは言いがたい『ハルビン・カフェ』(02年角川書店)も、14歳の、どういうわけかこのときは男の子の読者を頭にうかべながら書いた。14歳の感受性さえあれば、あの小説を愉しめなくとも、14歳の男の子がこれまで知らなかった暗く重く熱っぽい官能的な世界に触れることは可能で、触れることさえできたら、それだけで有意義な読書体験になると思う。
『裸者と裸者』(04年角川書店)と『愚者と愚者』(06年角川書店)の場合は、14歳のとりわけ女の子に読んでほしいと願いながら書いた。この企てに呼応してくれる声を聞くと、わたしは胸のうちで喝采する。
ミクシィの『愚者と愚者』のレビューでミックママさんが書いている。

「女の半分は悪党だろ」
素晴らしい!! 中学生はよほど早熟な子でないと難しいだろうけど、なべて高校生の課題図書にすべきだ。








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