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高校生女子はどう読んだか③

 先週の日曜日の記事で16歳を強調したことに対して、狭間の広場の火狩朱夏さんが日記で〈癪〉とひと刺し。http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/day-20070520.html

 うーん。返す言葉がない。山形市の〈小説家になろう講座〉で老婆という言葉を使ったらFさんに厳しく批判されたことも。たとえば「78歳の女性」と表現したらどうですかと。
 たぶん使用可能な言語でなにかを語ろうとすれば、そうするほかないわけだが、年齢差別や性差別を免れることはできず、免れる唯一の方法はおびただしい留保をつけながら語るしかない、という自覚はいちおうあるのだが┅┅。
 で今週も性懲りもなく火狩朱夏さんの書評の紹介。

 〈愚者と愚者〉上巻。http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/entry-10019812337.html

竹内里里菜 きらーい。海人の恋人。年上。魚屋。
でも確か未亡人で付き合い出した当時海人は15以下だったと思われます。出来れば椿子か桜子がよかった。でも桜子死んじゃったから椿子が良いな。
こいつ切って、海人。でもあんた恋人いるのに他の女と寝すぎ。

 里里菜は嫌われて当然だと思う。ロマンチック・ラブを省略していきなり欲望だからな。それよりなによりフェアじゃない。海人はまだ13歳で、里里菜は恩人で大家で魅力的な人妻で年齢差が16も。
 でも里里菜にはフェアではないという自覚がある。そういう女性として描いたつもり。欲望とロマンチック・ラブについては、配慮を重ねて描いたので、年齢や性別にかかわりなく愉しんでもらえるはず、という作者の望みはあるていど叶えられたと思う。

〈愚者と愚者〉下巻の書評。http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/entry-10020406369.html

私的にはリリナさんの出番が少なくて嬉しかった巻です。
でもそのかわり13歳くらいのときの海人と恋人になったことが判明。
思わず本を閉じそうになりました。
そのあとすぐに、そのときの海人は既に女よりも人の殺し方のほうを知っていたとかで、テンション上がりました。ね。なんだろうねこの変な高揚感?











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コメント

違うんです…!
言葉足らずで申し訳ありません!!

ただ単に、面白いと思ったんです!
年齢と性別は、賞賛にも侮蔑にも使われます。
読んだ人を端的に表すのであれば、使い易く公平な言葉になります。
打海さんの記事を読んでから考えたことなので、
タイムラグなしになってしまいましたが、
作者さまご本人から感想を頂けるなんてめちゃくちゃ喜んでますから!!

ただ、世間一般的には、というか、
やはり渦中に居てさえ、そう思うときはありますので、
あれは愚痴に近いものなんです。

お目汚し失礼しました!
それなのにこんな感想を取り上げてくださってありがとうございます…!

投稿: 火狩 | 2007年5月27日 (日) 20時17分

火狩さんは愚痴に近いとおっしゃいますが、〈癪〉という感覚は鋭敏でまともで、論としても正論だと思いますけど。

投稿: uchiumi | 2007年5月28日 (月) 18時29分

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