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西村寿行作品がならぶ本棚

25年ぐらいまえに名古屋の映画制作会社でPR映画を撮った。東京からわたしがディレクターとして呼ばれ、ほかのスタッフは名古屋の人だった。広告代理店を兼ねる制作会社が、残業で帰宅できなくなる社員の宿泊施設として所有するマンションで、わたしは一人で寝泊りした。ダイニングルームの隣の小部屋の本棚に、西村寿行の小説だけが20冊か30冊あって、2週間ほどの撮影の間に、わたしはぜんぶ読んだ。そんなふうにして出会わなければ、西村寿行の小説をそれほどたくさんは読まなかったと思う。という個人的な体験のほんのさわりだけを、新宿の飲み屋へ向かうタクシーのなかで話すと、徳間書店のK嬢が敏感に反応して、文藝評論家の井家上隆幸さんのエピソードを教えてくれた。あるとき井家上さんが大工さんに頼んで本棚をつくった。大量の本のなかに大工さんは西村寿行の小説を見つけて貸してくれないかと言った。なぜならこの人の小説は図書館に置いてないから。

Book 愛と悔恨のカーニバル (徳間文庫 う 7-3)

著者:打海 文三
販売元:徳間書店
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