重要なお知らせ
読者の皆様
本ブログの主催者、打海文三(59歳)は10月09日(火)早朝に
心筋梗塞の為亡くなりました。
長い間のご愛読、本当に有難う御座いました。
息子より
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承前
菜摘ひかる『ボディ・テラピー』の追記
「私」の淋しさは「私」がイメクラ嬢であることに由来する
というふうに描かれている。
だがこの小説は、たとえばふつうのOLである「私」が「偽善と回避と怠惰とお金まみれでこんなに荒んだ私でも男に惚れることができるんだ」という実感を彼とのセックスでえる物語として、あるいは「気まぐれにこの部屋を訪れる彼の精液とその余韻」だけあれば「自分を見失わずに専業主婦のお仕事ができる」という専業主婦の「私」の物語として、書き換えが可能だ。
つまり「私」が公務員でもOLでも学生でも専業主婦でも派遣労働者でも資産家の娘でも妻でも、この小説は成立する。
おそらく「私」の淋しさは「私」が女の子であることそれ自体に由来している。
とりあえずそう考えてみる。
ただしモチーフの普遍性を、菜摘が意識している気配はない。
当時の菜摘は、いやもっと以前から、物心ついた少女時代からずっと、自分の問題と格闘するのに精一杯で、それどころじゃなかったのだと思う。
| 愛と悔恨のカーニバル (徳間文庫 う 7-3) 著者:打海 文三 |
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いつのことだったか記憶がまったくない。
この表紙だけ見るとそうでもないが感じだが じっさいはひどい露悪趣味。 写真を撮った石内都がまた強烈な個性の人。 石内都のインタビューから抜粋。http://www.imagef.jp/interview/library/010/index.html 「傷という物語」
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フリーダムランド 販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
【ストーリー】
ある日、手を血まみれにした女性ブレンダが病院に現れた。彼女は子供が誘拐されたと証言するが、目撃者もなく、さまざまな疑惑が渦巻いていく。果たして真実は?刑事ロレンゾが捜査するにつれて明らかになる真相、そして最後には衝撃的な結末が……。
【スタッフ&キャスト】
《製作》スコット・ルーディン
《監督》ジョー・ロス
《脚本》リチャード・プライス
《出演》ジュリアン・ムーア、サミュエル・L・ジャクソン、イーディ・ファルコン
ミステリーというよりもヒューマンドラマという印象。
ドラマの背景にあるアメリカの人種対立を考えてみる。
そこには絶望しか見出せないだろう。
だが生きていかなければならないのだとしたら、
絶望のなかで希望について語るという困難な生き方しか選択できない。
というのはひとつのありふれた創作態度だ。
この言い方が妥当かどうかはべつとして
徹底的に考え抜かれた創作態度が必要なはずだが、
この映画にそんなものはない。
あんな手ぬるい暴力描写では絶望を提示できない。
黒人にも善と悪が同居し非黒人にも善と悪が同居し
などという映画屋さんがルーチンとしてやる気配りなんかでは
絶望も希望も描くことはできない。
ふやけた構想力の帰結として
ふやけたラストシーンがある。
ここでも唯一の救いはジュリアン・ムーアの
シミ・そばかす、それがどうした
という素顔のさらし方だ。
| 愛と悔恨のカーニバル (徳間文庫 う 7-3) 著者:打海 文三 |
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コラムやアンケートで八ヶ岳の百姓時代の話をちょこちょこ書いていたら、20年まえのある事件を思い出した。当時、3家族で東京と甲府市の消費者グループに、野菜、米、豚肉、大豆、小麦粉、そば粉、味噌、林檎、桃などを共同出荷していた。東京都の西郊外にある立川市のグループに農産物を下ろしているときに、Yさんから「グループのミニコミ誌をつくることになったので、なにか書いてよ」と頼まれた。Yさんとはそのとき一度会っただけなのだが、ほっそりして活発そうな、専業主婦ではなく仕事を持っている雰囲気の、さっぱりした話しぶりの感じのいい女性だった。確か編集経験があると言ってたと思う。
わたしが書いたのは〈麦の春化〉である。以下はweblioの生物学辞典から引用。
| 愛と悔恨のカーニバル (徳間文庫 う 7-3) 著者:打海 文三 |
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12月に文庫化されるのは「裸者と裸者」上下巻だけです。
「愚者と愚者」の文庫化は来年秋の「覇者と覇者」刊行前後を予定
だそうです。
わたしの聞き間違えらしい。
単行本にさっさと見切りをつけて文庫化するのかと
思ってました。
情報を混乱させて申しわけありません。
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